史跡と景色の写真ブログ

史跡などをめぐりながら写真を撮っています。

【龍馬の隠れ部屋(桝屋清右衛門宅)】_広島県福山市

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ここは広島県福山市鞆の浦。1867年、岡山県六島沖で「明光丸」と「いろは丸」  が衝突し「いろは丸」が沈没する事件が起き、坂本龍馬が、その事件の交渉のために鞆の浦に訪れ宿泊したとされている建物があります。「桝屋清右衛門宅」は龍馬が生きた江戸時代末期の動乱の時代の空気を間近で感じることが出来ます。入館料は大人200円・小中高100円龍馬が才谷梅太郎と変名を使い宿泊したといわれる隠し部屋を見学することができます。

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1階は受付とちょっとしたグッズの販売スペース。そして龍馬の写真がありますね。坂本龍馬は当時の日本人としては高身長だったらしいですね。この写真は1866、7年ころの写真と思われ30か31歳の頃だと思われるのですが、強い志をもって命がけで活動をしていただけあって貫禄ありますね。

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そして、ここが龍馬が宿泊し身を潜めていたとされている隠れ部屋です。約6畳ほどの部屋は写真では明るくなっていますが、実際は少し薄暗く、龍馬ファンならば聖地のような雰囲気。部屋の補修などはもちろんされていますが、壁は当時のままだそうです。ちなみに写真は許可いただいています。

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複製品ですが、龍馬が寺田屋の「お登勢」に書いた手紙があり龍馬がここに座っていただろう雰囲気を感じることができます。

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現在は外の光が入ってきますが、当時は窓の向こう側に蔵があったそうで、外から部屋があることが分からないようになっていたそうです。鞆の浦は幕末の歴史を感じる場所が多く残っています。この町全体が観光地といった感じです。ここは龍馬ファンならぜひおすすめの場所ですよ!!